インフルエンザの検査と診断は、”健康人は”自費で…、

といったらスタッフに笑われた。
むしろ馬鹿にされたような気がしないでもない。
しかし本当に今のままでいいのだろうか。


調べてみると意外に自己負担の国が多い?。



タミフルはそんなに効果あるのだろうか。
最初にエビデンスを見たときも、ほとんどインパクトを感じなかった。


(自分は基礎疾患を持つがインフルエンザになったとき、そうとうきつかったがタミフルは飲まなかった。飲んだほうが楽なのは確かなのだろうが。別に理由があって飲まなかったわけではないけど、自己負担でも飲みたければ飲むかもしれない。)


Cost-effectiveを示すエビデンスもあることはある。けど…


20年もantigen driftしか起こってないため抗体保有率が高く、ワクチンは自己負担でありながらこれだけ普及している近年の日本の状況で、医師が抗原検査を行い、自慢気にタミフルを処方することにどれほどの意味があるのか知りたい。もっと説明して欲しい。有症状期間が云々はもう聞き飽きて勘弁してほしい。抗インフルエンザ薬で感染拡大の抑制にも効果があると言われるが、タミフルによって早期に体調を回復した人間は、そのまま職場や学校に復帰してはいないだろうか。そもそもどの時点までウイルスが排泄されるか指導している医療スタッフはどれだけいるのか。


antigen shiftによるpandemicが発生した時にこそ、タミフルの治療効果、予防効果は絶大に発揮されるだろう。ワクチンは製造に半年待たなければならない。だから政府主導でタミフルを備蓄している。医療関係者には優先して供給されるが、一般の人にはpandemicの時に全員もらえる保証はない。タミフルを備蓄できる国は限られている。備蓄出来ない国にタミフルを送る余裕なんてない。


そもそも世界の半分のタミフルを健康保険で消費するという構造も異常だろう。